ギャラリー=Asia Photographer's Gallery

誰でも気軽に立ち寄れる開かれた場所は、福岡とアジアの文化の架け橋。

『APG(アジアフォトグラファーズギャラリー)』は、メンバーによる自主運営の写真ギャラリー。韓国や中国の写真家を含めた20名のメンバーで運営しており、福岡を拠点に、今まで東京・ソウル・アジア美術館で展覧会を開催した。「大学の授業の一環で、写真を展示する場所を借り、常時展示を行っていくことになったんです。その時のメンバーに韓国と中国の人がいて、日本とアジアの写真家で活動する場所を作るという、団体の大きな枠組みができました」。生活習慣も考え方も違う国の写真家と活動するため、話し合う機会が多い。写真という文化を通してアジアの人や文化と交流できると気付いた時に、この場所が文化交流の場所にならないかと考えた。「展覧会は2週間の会期で常時開催されていて、ギャラリーのドアは常に開いています。年末年始と夏期以外は作品展示をしているので、気軽に作品を見に来て欲しいですね。アジアと日本の文化交流の場にもなればいいと思っています」。今後は特に韓国や中国で展覧会を行い、日本の写真文化を発表しながら、アジアの写真文化を吸収していきたいという。アジアの文化に関心を寄せる人たちや、文化を広める活動のための開かれた場所は、いつでもそこに存在している。


ギャラリー=Asia Photographer's Gallery
『APG』は、2006年にアート活動を行う人たちが集う『冷泉荘』で活動を開始した。
ギャラリー=Asia Photographer's Gallery
現在は大名の『紺屋2023』の一室で活動している。福岡の中心部なので、ふらりと立ち寄って写真を楽しむことができる。入場は無料。
ギャラリー=Asia Photographer's Galleryの活動
韓国・ソウル市で開催された展覧会。韓国では写真を作品として販売する姿勢がしっかりしており、日本との姿勢の違いに驚いたという。
ギャラリー=Asia Photographer's Gallery
『APG』の代表田代一倫さん。

Profile

ギャラリー=Asia Photographer's Gallery

田代一倫(たしろかずとも)
九州産業大学写真映像学科博士後期過程在学中。2006年『APG』の設立に参加。現在は『APG』の代表を務める。
住/福岡市中央区大名1-14-28 第一松村ビル305 問/092-986-0067 http://apggallery.com/

写真=石川博己 文=原口昌子