イラストレーター=YURIさん

のびのびと表現する世界は、キャンバスの枠に収まらない。

YURIさんの描く作品は、かわいいモチーフと独特の世界観が印象的。そして、とにかくその大きさに驚かされる。「もともと大きなキャンバスに描くことが好きでした。描くモチーフもキャンバスに収まりきらないことが多くて」。イラストレーターとして活動し始めた頃、仕事で依頼されたイラストに描いた人物の頭や足が、キャンバスからはみ出ていることを注意されたことがあった。自分の描く世界を精一杯表現したいと思い試してみたのは、ベニヤ板に描いたモチーフを切り抜き、パーツを組み合わせてひとつの形にすること。「でも、大きい作品を制作する広い場所ってなかなかないんです。そんな時に大学時代の恩師から、倉庫を改装した共同アトリエ3号倉庫を薦められたんです」。広い空間で制作できるようになってからは、場所に合わせてどんどん大きくなっていったという。現在は舞台美術や店舗のディスプレイ・内装などに特に力を入れている。「これからも大きな作品で自分を表現していきたいですね」。キャンバスという枠から飛び出した独創的なイラストレーションは、作品の持つ世界観でひとつの空間を包み込み、きっとそこにいる人もその世界の一部になったような気持ちにさせてくれるだろう。


イラストレーター=YURIさん
大きな作品が所狭しと置かれたアトリエ。作品の持つ世界観がアトリエ中に溢れている。
イラストレーター=YURIさん
最近はイラストを活かしたバックなどの雑貨制作にも取り組み、個展やイベントの際に販売している。
イラストレーター=YURIさん
ライブペイントに呼ばれることも多い。写真は小倉駅内アミュプラザで行ったもの。この位の大きさの作品は1時間ほどで描き上げる。
イラストレーター=YURIさん

Profile

イラストレーター=YURIさん

YURI(ゆり)
九州産業大学芸術学部美術学科で絵画を学び、在学中からイラストレーターとして活動を始める。現在はフライヤーのイラスト、書籍の挿絵・装丁、店舗の内装、舞台美術等を手がけている。
http://www.edomacho.com/yuri/